こんにちは~♪Achieve the beauty編集部、元美容部員のriekaです(*^^*)
みなさんは、”敏感肌用化粧品”と聞くとどんなイメージですか?(^^)

お肌に刺激がなくて優しい化粧品というイメージかな?
そうですよね~(^^)
敏感肌化粧品というのは、カンタンにいえば、
お肌の刺激になる成分が配合されていない低刺激な化粧品
なんですよね。
そこで、疑問がわきませんか?
「じゃあ、低刺激じゃない化粧品はどうして存在する?」
と。
とくに春は、お肌がゆるぎやすい季節なので、
敏感肌といわれている、お肌に刺激を受けやすい方のために敏感肌用のスキンケア化粧品をつくるくらいなら、すべて低刺激でお肌にやさしいスキンケア化粧品にしてほしい!
と思いませんか?

わたしも、使うスキンケア化粧品によっては肌がピリピリしたり、湿疹が出たりします( ;∀;)
人によっては肌に刺激があるスキンケア化粧品が普通に販売されているということですよね…。
そこで、
今回は、
〇すべてが低刺激(敏感肌用)のスキンケア化粧品ではない理由は?
〇おすすめの敏感肌用化粧品は?
ということについてお話していきたいと思います♪
それでは、さっそく本題に入りますね~(^^)v
低刺激(敏感肌用)のスキンケア化粧品の特徴は?
まず、敏感肌の定義についてですが、”敏感肌”という言葉がありますが、実は、敏感肌の定義ははっきりしていないんです。

わたしも新しいスキンケア化粧品を使って肌荒れしたときに皮膚科に行って「敏感肌なんでしょうか?」と先生に聞いたら、「敏感肌なんてカテゴリはないんだよ。」と教えていただきました(^^)
ただ、一般的には、お肌に化粧品をつけたときに、ピリピリしたりチクチクしたり、赤みが出やすい肌質のことを敏感肌と呼んでいます。
そのため、
敏感肌用化粧品とは?
お肌にたいして刺激の強い成分が配合されていないスキンケア化粧品
というものなんですね。
スキンケア化粧品を探していると「8つの無添加」や「6つの無添加」などというフレーズをよく目にしますよね。

出典:https://www.rakuten.co.jp/?l2-id=shop_header_logo
これが、いわえる無添加化粧品、つまり、敏感肌用化粧品のことなんです。
この、8つの無添加、6つの無添加という意味ですが、何の中の8つであったり6つかというと、
それは、旧表示指定成分といって、お肌の刺激になる可能性のある成分の中の〇つという数字です。
どうして旧指定成分というの?
お肌への刺激になる可能性があるので、配合されているのならば2001年4月まで表示の義務があった成分だから。

その成分の数は、102種類もあるんですよ。
また、2001年4月からは、化粧品については、配合されているお肌の刺激になる可能性のある旧指定成分だけでなく、すべての成分を表示することが義務づけられています。

ちなみにですが、反対に、医薬部外品については、配合されているすべての表示義務はないんですよ。
無添加の6つとか8つとかって何?
お肌の刺激になる可能性のある旧指定成分は102種ありますが、それぞれの役割は、
とさまざまです。
よく、無添加化粧品の中に、パラベンフリー、タルクフリー、アルコールフリー、シリコンフリーと表示されているものは、その成分が入っていないということですが、
無着色、無香料、界面活性不使用というのは、その役割をする種類の成分が入っていないということなんですね。
ちょっとフクザツですが、
パラベンやアルコールといった、成分の名称に馴染みのあるものはダイレクトに成分の名前を出して”フリー”とアピールされていて、
無着色、無香料、界面活性剤不使用というのは、その中でもいろいろな成分に分かれていますが、そういった役割をする成分は入っていません。
という意味なんですね。
そこで、その中でもわかりやすく無添加をアピールするために、8つの無添加や6つの無添加と数をアピールして表示するというわけなんです。
“無添加化粧品”といわれる化粧品に入っていない代表的な成分は?
アルコール、エタノール、パラベン、人工香料、人工着色料、石油系界面活性剤、防腐剤、鉱物油、シリコン、タルクなど。
すべてが低刺激(敏感肌用)のスキンケア化粧品ではない理由は?
資生堂、花王ソフィーナ、カネボウ、コーセーなどの日本の大手スキンケアメーカーでは、敏感肌用とそうでないスキンケア化粧品が区別されて販売されています。

敏感肌用のスキンケア化粧品には、「敏感肌用」と記載されていますよね。
例えば、資生堂であればd プログラム や、2e(ドゥーエ)などがそうですね(^^)
それでは、なぜ、お肌に優しいスキンケア化粧品ではないスキンケア化粧品がたくさん販売されているのか?
その理由には大きく分けて3つあります!
それは、
①敏感肌用でないスキンケア化粧品は、使用感が良いと感じやすいから。
②敏感肌用でないスキンケア化粧品は、長持ちするのでコストの面でロスが少なく、メーカーとしても利益が多くなるから。
③美肌に良いとされている成分がお肌の刺激になることがあるから。
ということなんです。
それでは、1つ1つ見ていきましょう♪
敏感肌用でないスキンケア化粧品は使用感が良いと感じやすい
敏感肌用でないスキンケア化粧品には、スキンケア化粧品の使用感を良くするために、さまざまな旧表示指定成分が配合されています。
たとえば、化粧品添加物の代表である石油系界面活性剤。
この石油系界面活性剤の成分は旧表示指定成分102種の中での多くを占めていますが、スキンケア化粧品に入れることで、
・メイク汚れを落としやすくする
・スキンケア化粧品の浸透力をよくする
・日焼け止めやファンデーションの持ちをよくする
といった働きをするんですね。
そのため、
クレンジングに入っていれば、短時間でするっとメイクが落ちやすくなったり、化粧水や美容液に入っていれば、スキンケア化粧品がお肌の奥まで馴染むような感じがして、それが人気の一つとなるんですね。
また、日焼け止めやファンデーションに入ってることで、日焼け止めが白浮きしなかったり、メイクのノリや持ちがよくなったりするんです。
また、化粧品添加物のアルコール。
アルコールは、
・防腐剤の役割がある
・肌にのせるとスーッとした感じがある
といった働きをするので、スキンケア化粧品に入れることで長持ちしたり、肌につけたときの清涼感から肌馴染みが良いと感じやすくなるんですね。
ほかにも添加物はいろいろありますが、人工で良い香りをつけたりすることで、気に入ってもらいやすいスキンケア化粧品を作ることができるというわけなんです。
つまり、メーカー側がよく売れるスキンケア化粧品を作るために、いろいろな添加物が使用されているということなんですね。
敏感肌用でないスキンケア化粧品は長持ちする
敏感肌用ではないスキンケア化粧品には、防腐剤が必ず入っています。
そのため、旧指定成分に認定されている防腐剤といった添加物が入っているスキンケア化粧品は、敏感肌用のスキンケア化粧品よりも長持ちするんです。

防腐剤をたくさん入れると、未開封であれば5~10年と長持ちするといわれています。
すると、どうなるか?
メーカー側は、大量に生産してすぐに完売しなくてもいいので商品ロスが減る
ということなんです。
もちろん、わたしたち消費者も、購入後にすぐにわるくなってしまうものよりも便利さを感じることができます。

個人的には、防腐剤不使用で、”〇日以内に使用してください”というものを使うと、
「お肌に新鮮なものを浸透させているんだな~♪」と嬉しくなることもありますが(*^^*)
このように、すべてのスキンケア化粧品を低刺激で敏感肌用のものにしないのには、消費者の便利性を追求した結果でもありますが、メーカー側の都合も大きいというわけなんですね。
美肌に良いとされている成分がお肌の刺激になることがある
また、シワやシミの作用するといわれている成分は、お肌の刺激になることがあるんですね。
そのため、
ということなんです。
たとえば、シワ改善に効果的といわれているような成分は、お肌の刺激になることもあるので、敏感肌用のスキンケア化粧品にはなかなか配合されませんでした。
そんな中、
日本ではじめて”シワ改善”とアピールされて販売された敏感肌用美容液は、
「DESENCIA(ディセンシア)」アヤナスリンクルO/Lコンセントレートで、発売は、2019年10月1日でした。
これは、日本ではじめて”シワ改善”とアピールされて販売された、
「POLA(ポーラ)」リンクルショットメディカルセラムが販売された約2年後のことです。
シワを改善するといわれている成分のほかでは、アンチエイジングに人気のコラーゲンの中でも、たんぱく質由来の成分などは、肌の刺激やアレルギーの原因になったりします。
このように、すべての化粧品が低刺激に作られていないのは、
化粧品の使用感や持ちを良くするためや、メーカー側のコストを抑えるため
なんですね。
また、
敏感肌用のスキンケア化粧品には配合することはできないものの、優れた美肌効果に期待できる成分もある
ということも事実です。
でも、敏感肌用のスキンケア化粧品でも、高い美肌効果が期待できるものはたくさんありますよ~(*^^*)
つづいて、低刺激(敏感肌用)の人気おすすめのスキンケア化粧品ランキング・美容液編と化粧品、乳液、クリーム編をご紹介しますね(*^^*)
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